バックアップも取れたので、カラーザウルスの、[PowerPIMMリンク]画面で[機能]→[順送り]とタッチし、カラーザウルスのシンクロを解除しました。
さて、次の日にカラーザウルスを起動したら、どうも様子がおかしいのです。
1日スケジュールを表示しようとすると、「メモリーが足りないためアクションリストが表示できません」というメッセージが数回表示された後、空のスケジュール画面が表示されました。
「アクションリスト」も1件表示はできるようですが、リスト表示ではやはり空になっています。
かくてカラーザウルスとの格闘が始まりました。
ここをあわてず騒がず、リストアです。そう、バックアップにはシンクロナイズの情報が含まれないので、リストアをするとシンクロナイズが解除される筈です。
フラッシュメモリーカードから、全データ呼び出し(リストア)を行いました。
無事、スケジュールも表示できるようになりました。
ところで、シンクロナイズ中はスケジュールやアクションリスト,アドレス帳のデータを削除しても、シンクロナイズを実行するまで、メモリー管理の件数は減りません。
念のためと、件数を表示してみたら、どうも、シンクロナイズ解除により減るはずの件数が、もとのままの様です。
試しにスケジュールとアクションリストを数件消してみました。
それでも件数は変わりません。シンクロ解除されていないようです。
そこで、再びシンクロ解除してみたら、また「メモリーが足りないためアクションリストが表示できません」が表示される状態に…
色々さわってたので不具合の原因が分からずにいたのですが、シンクロナイズ解除が原因だったようです。
再度保管データの呼び出しを行い、初期化スイッチを使うリセットをしてみましたが、今度はデータが壊れている旨のメッセージは表示されません。確定的です。
ちょっと本腰をいれないとやばそうなので、パソコンにも本体全データバックアップを取ることにしました。
バックアップは、それぞれ方式の違う、PowerPIMMとザウルスコネクションの両方で行いました。(何れのソフトでもカラーザウルス本体の全データのバックアップ機能がある)
経験的に、こういう場合、データ内容そのものには問題がありません。特にシンクロナイズに関する管理情報に問題があります。
機能別にデータをパソコンに移して初期化後、また戻せば、データは復旧できます。
しかし、それでは情報ファイルへの登録は失われてしまうので問題もあります。
まぁ、回復しないよりはましということで、PowerPIMMに一旦データを移すことにしました。
まずは、PowerPIMM側のシンクロナイズも解除した方が良さそうなので解除しました。
念のため再起動。すると、「データが壊れているので、前回のバックアップを復元します」とのメッセージ。
なんと、PowerPIMM側もデータがおかしくなっていたようです。
再びPowerPIMM側のシンクロナイズを解除し、再起動したらまた同じメッセージ。
このままではらちがあかないので、思い切って、/PowerPIMM/databaseフォルダにあるファイル(隠し属性のPIMデータファイル)を全て削除して再起動してみました。
無事、データ0件で新規ファイルが作成されました。
スケジュールとアクションリストおまけにアドレス帳のデータを[ザウルス通信]→[光通信]によりPowerPIMMに転送しました。
これでどんな場合でも対応できる環境が整ったので、全て元通りに復旧できそうな、あと1つの方法を試すことにしました。
念には念を入れ、カラーザウルスの全データ初期化を行ってからリストアをしてみました。
終わって、データ件数を確認したら、大丈夫なようです。
アクションリストのデータを削除してみたら、ちゃんと件数も減ります。
やっと復旧できました。