PowerPIMM レポート

シンクロ解除トラブル復旧記

1997.5.2 更新

 前回は、作業用メモリ不足に起因するシンクロナイズ異常について書きました。
 今度は私のカラーザウルスがシンクロ解除に関するトラブルに見舞われたので、その詳細について書きます。
 ソフトウェア管理番号[17],PowerPIMM1.1での話なので、最新流通機種やPIAFS対応済みの機種では改善されているかも知れません。
 要約だけ知りたい方は、ここをどうぞ。


何故シンクロ解除しようと思ったのか

 前回の体験を踏まえ、アドレス帳の入力には気を使っていたつもりだったのに、「メモリーが足りません」をつい出してしまいました。
 試しにシンクロナイズをしてみたら、案の定「メモリーが足りません」となったデータはPowerPIMMに転送されていませんでした。
 ここで下手にデータをいじるとどうなるかは身にしみているので、そのデータのシンクロは諦め、そっとしておくことにしました。
 でまぁ、暫く使って他のですが、考えてみたらPowerPIMMってあまり使ってないのですね。
 そりゃあ、アドレス帳のデータやスケジュールがパソコンでも見られるにこしたことはないのですが、パソコン側で修正する事ってまずないので、シンクロナイズではなくて、機能別・個別に送信してもよいかな、と。
 で、解除しよう!と。

シンクロナイズ解除

 何かする前には、まずバックアップという訳で、フラッシュメモリーカードに全データ保管(バックアップ)しました。
 基本ですね。

 バックアップも取れたので、カラーザウルスの、[PowerPIMMリンク]画面で[機能]→[順送り]とタッチし、カラーザウルスのシンクロを解除しました。

その後色々やったら…

 NIFTY-SERVE/FENOTEにある、ザウルス用のカクテルデータベースをカラーザウルスに入れようかなと思い、ダウンロードしてみました。
 冗長的な箇所があったので、ZtoTextでテキストデータにし、秀丸エディタで修正したのち、DataToZでザウルスデータ形式(.ZAU)に戻しました。
 それにヘッダを加えて、情報ステーション形式(.ZRS)にして、ザウルス情報ステーションでデータをカラーザウルスに転送しました。
 ところが、このカクテルデータベース、かなりの力作で、転送中にカラーザウルスのメモリが一杯になってしまい途中でエラーになりました。
 途中まで転送されたデータを一旦消したいのですが、都合の悪いことに、情報ファイル「カクテル」には自分で入力していたデータが入っていて、情報ファイル内のレポートデータを全削除するとそれまで消えてしまいます。
    そこで、「絞り込み中に機能別全データ削除を行うと絞り込んだデータだけ削除される」という仕様を利用することにしました。
 カクテルデータベース固有の項目名などを絞り込みの条件にし、レポートの絞り込みを行おうと思ったのですが、「メモリーがないため絞り込みできません」という旨のメッセージが出てしまいました。
 絞り込みには空きメモリが必要なようです。そこで、不要なフォトメモリーデータを削除し、メモリー整理を行いました。
 再度、絞り込みを行い、無事カクテルデータベースのデータのみ消すことができました。
 時間も遅かったので続きは後日ということになりました。

 さて、次の日にカラーザウルスを起動したら、どうも様子がおかしいのです。
 1日スケジュールを表示しようとすると、「メモリーが足りないためアクションリストが表示できません」というメッセージが数回表示された後、空のスケジュール画面が表示されました。
 「アクションリスト」も1件表示はできるようですが、リスト表示ではやはり空になっています。
 かくてカラーザウルスとの格闘が始まりました。

試行錯誤

 まずは、電池交換スイッチ→[解除]→[ロック]による、簡易リセットを試しましたが状況変わらず。
 続けて、電池交換スイッチ→[解除]→初期化スィッチを押しながら[ロック]よるリセットをしてみました。
 「本体データを初期化しますか?」という問いには勿論、[いいえ]を選択。
 「スケジュールデータが壊れています。スケジュールの全データを削除すると使えるようになります。削除しますか?」という問いが。
 壊れたのはアクションリストではなかったのか?と思いつつ、まずは[中止]を選択。
 削除はされなかったものの、前回同様スケジュール機能が選択できなくなりました。おまけに、アクションリストも選択できません。
 簡易リセットにより、選択できるようにはなりましたが、やっぱり表示は空のままです。

 ここをあわてず騒がず、リストアです。そう、バックアップにはシンクロナイズの情報が含まれないので、リストアをするとシンクロナイズが解除される筈です。
 フラッシュメモリーカードから、全データ呼び出し(リストア)を行いました。
 無事、スケジュールも表示できるようになりました。
 ところで、シンクロナイズ中はスケジュールやアクションリスト,アドレス帳のデータを削除しても、シンクロナイズを実行するまで、メモリー管理の件数は減りません。
 念のためと、件数を表示してみたら、どうも、シンクロナイズ解除により減るはずの件数が、もとのままの様です。
 試しにスケジュールとアクションリストを数件消してみました。
 それでも件数は変わりません。シンクロ解除されていないようです。
 そこで、再びシンクロ解除してみたら、また「メモリーが足りないためアクションリストが表示できません」が表示される状態に…
 色々さわってたので不具合の原因が分からずにいたのですが、シンクロナイズ解除が原因だったようです。
 再度保管データの呼び出しを行い、初期化スイッチを使うリセットをしてみましたが、今度はデータが壊れている旨のメッセージは表示されません。確定的です。

 ちょっと本腰をいれないとやばそうなので、パソコンにも本体全データバックアップを取ることにしました。
 バックアップは、それぞれ方式の違う、PowerPIMMとザウルスコネクションの両方で行いました。(何れのソフトでもカラーザウルス本体の全データのバックアップ機能がある)
 経験的に、こういう場合、データ内容そのものには問題がありません。特にシンクロナイズに関する管理情報に問題があります。
 機能別にデータをパソコンに移して初期化後、また戻せば、データは復旧できます。
 しかし、それでは情報ファイルへの登録は失われてしまうので問題もあります。
 まぁ、回復しないよりはましということで、PowerPIMMに一旦データを移すことにしました。
 まずは、PowerPIMM側のシンクロナイズも解除した方が良さそうなので解除しました。
 念のため再起動。すると、「データが壊れているので、前回のバックアップを復元します」とのメッセージ。
 なんと、PowerPIMM側もデータがおかしくなっていたようです。
 再びPowerPIMM側のシンクロナイズを解除し、再起動したらまた同じメッセージ。
 このままではらちがあかないので、思い切って、/PowerPIMM/databaseフォルダにあるファイル(隠し属性のPIMデータファイル)を全て削除して再起動してみました。
 無事、データ0件で新規ファイルが作成されました。
 スケジュールとアクションリストおまけにアドレス帳のデータを[ザウルス通信]→[光通信]によりPowerPIMMに転送しました。
 これでどんな場合でも対応できる環境が整ったので、全て元通りに復旧できそうな、あと1つの方法を試すことにしました。

解決

 バックアップについて整理してみます。
 ザウルスコネクションでは、パソコンリンクによりカラーザウルスの内部ファイルをそのまま転送するという方法によりバックアップを行います。
 [ザウルス通信]→[全データ通信]→[光]/[ケーブル]では、内部データを16新形式でダンプするという方法によりバックアップを行います。
 [ザウルス通信]→[全データ通信]→[カード]→[全データ保管]は不明ですが、処理効率を考えれば、ザウルスコネクションに近い形式ではないかと思えます。
 どうも、ファイルそのままの保管では、シンクロ情報は失われないのではないでしょうか。
 そうなると試すことは1つ、PowerPIMMからのリストアです。

 念には念を入れ、カラーザウルスの全データ初期化を行ってからリストアをしてみました。
 終わって、データ件数を確認したら、大丈夫なようです。
 アクションリストのデータを削除してみたら、ちゃんと件数も減ります。
 やっと復旧できました。

要約

 今回分かったこと、考えられること(前回の教訓と合わせてみると吉)


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