Save the StrayCats!

不幸な猫を増やさないために

97.8.16 更新

(配付資料より)

猫を捨てないで!

不妊手術 [97.8.16 殺処分数を更新]

悪質業者にご用心

里親捜しで知ったこと

里親捜しは慎重に [97.3.23]

やめてほしい『ペットプレゼント』 [97.1.5]


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(配付資料より)

猫を捨てないで!

 ノラ猫と呼ばれる猫たちは、元はと言えば人間が捨てた飼い猫やその子孫です。

 最近は猫を飼える人が少ないので、捨てられた猫たちが幸せに生きられる場所は殆どありません。
 水も飲めないように辛い日々の後に、病気になって死んだり、生き延びても人に嫌われる惨めな生活しかないのです。
 猫を捨てないで下さい!

 メス猫に不妊手術を受けさせると発情しなくなり、子を産まなくなります。
 オス猫に去勢手術を受けさせると臭い尿をかけたり、メス猫を求めて遠出したり迷子になったりする事がなくなります。
 一生に一度この手術を受けるだけで、猫を捨てるような悩みも悲しみも味わわなくて済みます。

 手術をするのが可哀そうと言う人がいますが、産まれても捨てられるだけの子猫のことは可哀そうではないのでしょぅか。
 人間の知恵と愛情によって、不幸な猫を少なくしましょう。

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(配付資料より)

不妊手術

 まだまだ仔猫のあどけなさが残っていると思っているうちに、ある日突然、発情期がやってきます。
 生後5〜8ヶ月,体重2.5〜3kg位になると、それまで以上に甘えるようになる,外へ出たがる,いつもと違う声で鳴く,排尿の習慣が崩れてカーテンや布団にそそうをするなどの事が起こってきます。

 メス猫は発情期に一晩外へ出ただけでも受胎する可能性があり、その日から約60日後には3〜6匹の子を産みます。
 1年に3回も出産しますから、良い貰い手をみつけることはとても難しいことです。
 また、発情期には大きな声で鳴く様になります。

 オス猫は、なわ張り争いの喧嘩でひどく怪我をする,メス猫のそばにいたいため家に居付かなくなる,遠出をして迷子になる,交通事故にあう,ノラ猫と間違われて捕獲されるなど悲しいことになりがちです。

 人間と猫が上手に共存していくために、オス猫にもメス猫にも不妊手術を受けさせましょう。
 猫は生後6〜8ヶ月頃,犬は生後7〜9ヶ月頃が目安です。
 自然に反するからしたくないという意見もありますが、飼いきれない沢山の猫が、毎日、全国で空しく死なされている現状では、不妊手術もやむを得ない手段です。
 平成8年度に全国の動物保護センターなどで
 殺処分された、猫・犬の数
   猫 約30万匹  1日平均1211匹
   犬 約24万匹  1日平均 942匹
 猫の数の約80%は仔猫,
 犬の数の約80%は成犬です。
              (総理府発表)
 自分では飼いきれない、貰い手は見つからない、処置に困ってこっそり捨てる…。
 このような結果になる前に人間が知恵を働かせて猫や犬の数をコントロールするのが不妊手術の役割です。

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(配付資料より)

悪質業者にご用心

 「子猫が産まれちゃったんですけれど、どなたか引き取って下さる方を紹介して下さい。」
 「子供が子猫を拾ってきたんですけど、うちでは飼えないんです。貰い手はないでしょうか。」
 毎日必ず1本はこういう電話を受けるほど、猫の貰い手は少ないのが実情です。
 初めて経験する人は、自分だけが大変なのだと思って必至の思いで電話をかけて来られますが、例えば、飼い主が見つからなくて安楽死処置された猫は、平成7年1年間に横浜市内で6891匹にもなり、全国では30万匹にも達しています。
 このように貰い手の少ない状況に付け込んで、猫や犬などを集めて商売の道具にする業者がいます。
 「ペットでお困りの方、何でも引き取ります」という広告を出して、1匹1〜2万円ものお金で引き取るのです。
 こうして集めた猫や犬などはどうなるかお考えになったことはありますか。
 貰い手が少ないのに広告までして、大金を払って集める事を変だとお思いになりませんか。
 “猫が自分の前からいなくなればいい。”,“自分で決断は嫌だから他人に処理してもらおう。そのためのお金は仕方がない。”、などと考えて、こんな業者の甘い誘いに騙されないで下さい。
 貰い手もなく放置されたり、実験動物として売られたりするとしたら、犬・猫に苦しみを味あわせるだけです。
 後で責任を問おうとしてもうやむやにされている例がいくつもあります。
 都会にかぎらずあちこちの町で、性懲りもなく同じような手口のものは出て来ると思われます。ご注意下さい。
 犬猫の幸不幸はかかわる人間次第と言われます。
 先を見通す冷静さと豊かな愛情と努力とで、犬猫とのよりよい日々を続けられるよう心がけたいものです。

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(会報より)

里親捜しで知ったこと

 数カ月間、わが家の六匹の仔猫の里親捜しをして驚かされることがあった。
 以前から、捨猫防止会の人から「ひどい状況ですよ」と聞いていたとはいえ、こういう言い方をしては失礼かもしれないが、猫を欲しがる人の層というか質の問題、ひいては若い人達の世代の特徴的な社会問題が見えたような気がした。

 まず、銀行の伝言板を通して年配の御夫婦に一匹貰われて行き、大手スーパーマーケットのコミュニケーションボードで一匹、防止会の紹介で一匹が貰われた。
 その後、猫の月刊誌に載ったので二十通を越える予想外に多い希望者から手紙が来た。

 とにかく、至急欲しいと都合を書きなぐってあって住所氏名のないもの二通。理解に苦しむ小学生の筆跡の手紙一通。連絡をしたら猫を貰う気はないが、ただ住所が近かったのでなんとなく出しただけと言う二十代男性から一通。
 これらを除いた後は二つの傾向に別れていた。

 一つは二十代の女性のグループで、一人暮らしが淋しいので「猫がいればなんとなく外泊も減るような気がするんです。」という様な殆どパターン化された内容。そして常識も持ち合わせていないという点も共通していた。
 もう一方はやはり若い主婦で、「結婚して日が浅く、友達も近所にいないし昼間が淋しいので、子供ができるまで、猫が欲しい」という共通の内容のものが多かった。

 その他、少数のまじめに受け入れ態勢を考えていると思われた人達でさえ、飼い方全般をさんざん相談して長電話をしたのに、いざ仔猫を渡すという当日に理由も無く電報で断って来たり、約束の場所に遂に現れなかったりということもあり、こちらはほとほと疲れてしまった。

 貰われて行った猫たちも、あれ程お願いして約束して頂いたにも拘わらず生後七カ月に入ろうとする今、去勢手術はさせない(以前、去勢手術済みの猫を貰ったときに、その猫が近所の猫から仲間外れにされて可哀想だったからという理由で)と言い張るご主人やら、「可哀想で…」と不妊手術をさせないまま発情期を迎えてしまったお宅もあるので、猫を渡した後もしばらくは根気強く説得しなければならないという現実を教えられた。
 本当に猫を家族として迎えて最後まで責任を持って飼う意志のない者が、軽々しく「ねこだぁ〜い好き人間です。早く猫が欲しい。」という'ノリ'で生命をオモチャのように扱わないでほしい!
 人間として、何か根本的に欠けているとして思えないそういう人達の犠牲になってしまう無力な仔猫が、一体どれだけいるのだろうかと考えるのも怖い。
 怒りとやりきれない気持ちで考えさせられる数カ月間だった。

 結局、猫の雑誌ではどこへも貰い手の決まらなかった残りの三匹は、うちの猫として育っている。
 狭いマンション暮らしではあるが、いい加減な人の手に委ねるくらいならうちで少しでも長生きして欲しいので、世話も何もかも覚悟の上、と考えている。

 生命の尊さを教えられていない恐るべき世代の犠牲になっているのは、動物だけではないかもしれない…!

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(会報より)

里親捜しは慎重に

 東京の北区に住む人が日頃から外の仔猫達に心を痛めていました。
 そこへ「仔猫なら何匹でも欲しい。主人が大好きなの」と言う人が来て、とても上手にサッとつかまえ持って行ってしまったそうです。

 私達がこういう話を聞けば猫捕りに違いないと思うのですが、当人は「ノラになる位なら持って行ってくれたほうがイイ」という考えのようでした。
 そと猫のことを上手に世話をして地域にとけこませる方法を実践する人が多い中、この話はショックでした。

--
 近所で外猫の仔猫がふえてまわりの人から苦情が来るようになり、気が気でありませんでした。
 怖がり猫にならない内に貰い手を見つけようと焦っても、なかなか捕まらないのです。
 そんな時、「うちの主人は仔猫が大好きだから何匹でも貰ってあげるわ」と云っていとも簡単に仔猫たちを捕まえて持って行ってくれた人がありました。
 ホッとした反面、なぜ何匹でもいいのだろうと思ったら心配になりました。
 聞いておいた電話番号は携帯電話とかで、通じないのです。

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 ミニコミ紙の里親探しコーナーを見たという人が仔猫を貰いたいとのこと。
 私のやり方は必ず先方の家まで自分で運ぶ方法なのでその約束をして、数日後に1匹を連れて希望者の家に行きました。
 よろしくお願いして家に戻ったところ、その人はあちこちから猫を貰っていて何か不可解な人だという連絡が友人からありました。
 すぐに次の日、猫をとり戻しにその家に行きましたが、何とかかんとか云い抜けて私の云うことを聞いてくれません。
 ようやくの思いで猫を連れ戻して家に着いた時は、くたくたになってしまいました。

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 月刊キャッツ96年12月号に次の記事がありました。

 実験動物納入業者らがペットの猫や犬をだまし取るケースが全国的に多発しているとして、富山市の北日本動物福祉協会や東京,大阪などの5つの動物愛護団体が「ペット詐取問題ネットワーク」をこのほど設立した。(後略)
(北日本新聞/9月26日付朝刊より)

 相手を良く見極めて慎重に行動しましょう。

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(会報より)

やめてほしい『ペットプレゼント』

 5月の連休に東京で催された世界の犬・猫ショーで「子犬・子猫をプレゼント」すると知り、主催者,協賛者,管轄の港区に文書で抗議、中止の申し入れをしました。
 動物を玩具や商品のように扱う態度は動物愛護の観点から見ても好ましいものではなく、「動物の保護および管理に関する法律」にも反すると思います。
 当会だけでなく他の各愛護団体からも同様の抗議があり、主催のペットショップと繁殖家からは反応がないものの、協賛のキャットフードメーカーからは、「生体の贈与」という無責任なプレゼントは避けられた、すなわち、
 ・動物を飼える環境にある
 ・家族の同意がある
 ・とりあえず経費を払える
 ・家族連盟の誓約書を提出できる
 この「責任あるペット動物の飼育」の基本条件をみたした人、4名を厳選して引き渡したこと、今後も専門家に相談した上で誠実に対応したいとの回答を得ました。
 利益追求の業者、純血の猫でさえ捨てられているという現状を知らないメーカーの思惑で、客寄せのために毎年同じ様な催しが繰り返されます。

 動物への関心が高まりつつある中で、業者の方には、知識と誠意と愛情に満ちた仕事をお願いしたいものです。

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E-mail>L.Force@mikeneko.com or PDC00353@nifty.com